リリアン J.ブラウン/早川書房(文庫)
★★★☆
クィルが古書店から手に入れた大量の古書。ココまでその古書にご執心かと思いきや、彼が興味を示したのはその本が入っていた箱だったのだ。本来の箱の中身を調べると、それはレッドフィールド夫妻の遺品がはいっていたものだった。
やがてココがあの「死の咆哮」を上げる。ある女性が蜂に刺されて、死んでしまったのだ。ココの咆哮は、それが事故ではないことを示していたが・・・。
そしてクィルの身辺にも大きな転機が転がり込んできてしまった。
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いつも以上にさっくりな今回。事件も、何だか遠いところでちらっと起こった、みたいな感じですし(実際には身近ですが、受けた印象が遠いんですよね)。
が、しかし!今回はクィルの身辺でとんでもないことが!
クィルのことはこの際どうでもいいんです。何より私が許せないのは彼の人物が、自身の飼い猫にした仕打ち。そんないい加減なことってあるか!?ってくらいに憤っちゃいました。クィルへの仕打ちもまぁ、「おいおい」って感じはありますけどね。ま、本人も何気に予感してたみたいだし・・・。
けど、何だかなぁ・・・。
あまりに変化のないクィルの生活に、刺激でも与えたかったんでしょうか、作者は。
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