
京極夏彦/講談社
★★★☆
かつて、戦前に1年だけ赴任していたはずの村が消えた。光保の語る次第は、とてもではないが、現実のこととは思えなかった。当人もあまりの出来事に、自身の妄想であろう、とも考えていた。関口は、出版社の編集長の依頼で、消えた村についての取材をすることとなった。そこで出会った男は関口に「この世の中に、不思議でないことなどないのですよ」と言うのだった・・・。
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相も変わらず嵌るのですが、今回はきつかった・・・。その長さと、時系列が前後している(話の中でも、シリーズの中でも)部分に混乱してしまって・・・。
このシリーズは犯人探しをするものではないので、純粋にその流れを楽しんでいけばいいのですが、だからこそ、今回は結構大変だったかも。今回は一層、オールスター勢揃い的な状態で、メインのキャラ達からこれまでの事件に関わった人達まで(もちろん出てこない人達だっていますが)、これでもかというくらい人が多いんですよね(^^;) 犯人側・・・いや、犯人ではないか、えっと対する人達というか、事件の渦中の中心にいる人達も、多い。
それぞれがあちこちで関わって、さらにその関わったものが関わり合って、ってややこしい(-_-;) ここに時系列の前後も絡んで・・・・・・。だからこそ、最後の憑き物落としの段になると気持ちいいものもあるわけですが。
いや、今回は榎木津に惚れ直しましたよ~。いやぁ、もうホント、いい!今作では京極堂よりも良かった♪かも。
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