京極夏彦/講談社
★★★★☆
京極堂さえ存在を知らなかったという謎の寺・明慧寺。中禅寺敦子は、鳥口を臨時カメラマンとして、箱根の明慧寺への取材に赴こうとしていた。足がかりとする宿へ辿り着いてみると、そこに見知った人物、そして忽然と現れた僧の死体が・・・。
一方、京極堂は掘り起こされた書庫の中身を鑑定すべく、関口やそれぞれの妻らと共に、箱根に足を伸ばしていたが・・・。
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京極堂が好きです。榎木津も好きです。関口は情けなくて「何でいるんだ?」と思いつつ、二人にとってはなくてはならない(そこまではいかないか?)人間なんだな、とも思える今日この頃。
が、途中まで何だか「京極堂がイマイチ活躍しない。しなさそう。まさか・・・」ってな心配も心を過ぎったのは杞憂。どころか、後半、彼がいつものあの姿で現れた瞬間、かなりマジで惚れました・・・(笑) いや、ホント。妙に「ドキッ♪」とさせられたのでした。
毎回毎回、本の厚み(原則として、ノベルス版を読んでます)に眩暈を覚えつつ、あっさりと世界にのめり込んで、読めてしまえるのですよね。我ながら毎回びっくり。最近ではあの厚みが快感にさえなってきてますが(^^;) そんなふうに読ませてしまう京極さんって凄いな、と。今はまだ京極堂シリーズのみですが、もちろん他の京極作品も網羅するつもりです。もう、楽しみでなりません♪
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