松尾由美/東京創元社
★★★☆
誕生日の日、念願のゲーム機を買うためのお小遣いをアンティークの安楽椅子に費やしてしまった衛。
戦前の上海で中国人によって、丹念に作られた椅子。その椅子が、何と衛に語りかけてきた。2番目の持ち主の元にいる時に、ふと気付くと意識を持っていたのだ、という。
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安楽椅子探偵が安楽椅子だとは・・・。思わず笑ってしまいました。
安楽椅子探偵もの、好きなんですけど、これは何だかテンポ良く読むことがちょっと難しかったです。文章なのか、展開なのか、途中で「もう読まなくてもいいかなぁ」とさえ(^^;)
最後まで読んだのは、偏に、アーチーの2番目の持ち主なる人物がどういう人間だったのか、気になったためです。続編が出てはいるものの、恐らくラストには判明するんじゃないか?と。
実際それはその通りでしたし、何故アーチーが意識を持つに至ったかも説明されていました。ので、その辺はとりあえず満足と言いますか、落ち着いたと言えます。
さて続編。読むか、読まずにおくか・・・・・・。ちと悩むところです。
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