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「天使が開けた密室」

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天使が開けた密室谷原秋桜子/東京創元社(創元推理文庫)
★★★★
失踪した父を探し出すため、アルバイトに励む美波。しかしそのバイト先でのトラブルで、60万もの借金を背負ってしまうことに。そんな時、知人から紹介された「毎晩携帯を必ず持っているだけで5千円」という仕事を紹介され、飛びついてしまう。しかしその仕事の内容は、病院で亡くなった遺体を病室から霊安室に運ぶ、というものだった・・・。
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またまた柴田よしきさんが書かれたエントリで読みたくなった本を。図書館でも古書でも見つからず、しかしどうしても!!読みたくて、続編と併せて書店購入しました。

ライトノベル系ミステリ、という括りみたいですが、謎解きが終わった時に「すとん」と頭も心も落としてくれる気持ち良さは、柴田さんがお薦めされるだけあって、本格ミステリなんだなぁと感じました。いやぁ何より、読み終える頃に感じる出だしの文章の巧みさ、あれがもう何とも言えないほど気持ち良い。
あれこれ捻くり回されるタイプのミステリだとか、女子高生に萌えたいストーリーだとかを期待している方には決してお薦めしませんが。
ただ、読み始めは個人的には辛かった(^^;) 美波のキャラはやきもきするというか、下手をするとイライラしてしまいそうになるのです。が、彼女がこういう性格であることがもちろん必要とは思うのですけどね。

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