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「掌の中の小鳥」

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掌の中の小鳥
★★★☆
久々に出逢った大学時代の先輩。かつて好きだった女性を奪われた相手。
それに纏わる忌まわしい想い出の事実を知った時、逃げるように飛び込んだパーティで出逢った真っ赤なドレスの女性。
そして彼女と立ち寄ったバー「エッグ・スタンド」。
狂言誘拐、消えたマンションの一室、結婚していたはずの女性の結婚式・・・。不可思議な謎も、一つ一つが人の温かさを隠し持っている。
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辛い読書の後なので、余計に加納さんのハートウォーミングミステリが心地良く・・・。
これまで読んだものに比べると、若干物足りないような気がしないでもないですが、人の温かさや人を愛する気持ちが生み出す謎、ミステリは、ハラハラドキドキとは無縁でも、私の読書生活とは切り離せないジャンルとなってます。
短編とは言え、主人公達は変わらず、連作となってるのも好み。短編だって面白いけれど、短いページ数で登場人物も設定も変わるっていうのは、「あ~読んだ読んだ♪(あ~食った食った、みたいな感じ(^^;))」と感じられる度合いが低かったりもするから寂しいのですよね。

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