恩田陸/講談社
★★★★
大学時代の友人同士である利枝子、彰彦、蒔生、節子は、10年振りに再会し、一緒にY島へ旅をすることに。
彰彦の提案で、過去の日常の中にある「美しい謎」を推理しつつ進む、「旅」。思いがけず、それzれが忘れていた出来事を思い出せる「美しい謎」の謎解きは、やがて、誰もがこれまで触れられずにきた、過去のある出来事へと及び・・・。
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リズムに乗るのにちと苦労しました。何より、その厚さに腰が引けてたからでしょうか(笑) 厚い本、大好きですが、体力、精神力共に8割以上充電されてないと厳しいです。ので、リズムに乗るまで数日、最初の数十ページしか読めなかったのに、乗ったが最後、一晩で読んでしまいました。眠い・・・。
安楽椅子探偵的な話題は、読むの大好きなので、余計に嵌ったのでしょうね。日常の中にこれだけの「謎」があるっていうのも中々。普段はきっとたいして気にも留めてないのでしょうけれど。
さて、疑問。帯に「恩田陸の全てがつまった最高長編」とありますが、全て?かなりのものが注ぎ込まれてる気はしますが、全て?最高長編は確かにそうかもしれませんが、全て?最近の作品でないことは分かってますが、全て?((^^;)シツコイですね)
本題とは外れますが、こういう旅、いいですね。読み終えて、いつかおかんを連れて行けたらいいなぁ、なんて思ったりしちゃいました(おとんは興味ないけど、おかんは遺跡だとか古いものに結構興味があるので)。ま、おかんとでは、彼ら4人の旅のようにはいかないでしょうけれど、母娘でしかできない旅というものができるでしょう。
案外、そういう思いを触発することも、作者の狙いの中の小さな小さな一つかも!?
よくあんな厚い本が読めるもんだ・・。
改めて感心しちゃいました。
あんな厚み、どんな類の本でも読めるというわけじゃぁないよ(^^;)
ドキュメンタリーだとかはきっと無理だろうし、時代小説とかでも
好きな作家でないと無理だろうなぁ。
そんなもんなのかなぁ~。
柿ママだったら、いとも簡単にという気がするよ。
いや、いくら私でも何でもは無理。
その辺が本当の活字好きな人に及ばないところ。
文体のリズムや内容に乗れないと駄目。
乗っちゃうと、どんな長い内容も気にならなくなっちゃうけど。