西澤保彦/
★★★★
女子寮を無断外出した夜、ルームメイトであり、恋人でもあった恵を惨殺された高瀬千帆。それに続くさらなる惨殺事件。
自分に執着する教師に疑いを持つが、どうしても自分の手で事件を解明したい思いとは裏腹に、千帆は一向に真相に辿り着けずにいた。
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タカチの過去というか、この事件がというか、父とのしがらみがというか、何だか壮絶なものがあります。
んで、若干状況は違えども、タックも似たようなものを抱えているのだな、という余韻を残すラスト(ネタバレには入らない・・・よね(^^;)?)はかなり好みかな。
微妙な情景描写や表情描写さえも伏線、というか、謎を解くための情報だということを改めて感じさせられました。やっぱりタックやタカチより先に謎を解くのは難しいわ~、私には(^^;)
感覚では、文章を読んだ時に「ん?」って思うのだけど、思った先へ論理的に思考を詰められない。そういう脳タイプじゃないのか、単にお楽しみが減るのが嫌で無意識に拒否してるのか・・・。
何はともあれ、全作品読破をいつの間にか意識している私。見事に西澤作品に嵌ってしまったのでした。
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