西澤保彦/講談社(文庫)
★★★☆
柱に手錠で拘束された上でバラバラにされた主婦。指の1本1本までもバラバラにされた女性。エレベーターに乗っていた16秒の間にバラバラにされたOL。
バラバラ殺人、もしくはそれを連想させる9つの事件のぞれぞれの謎に、匠千秋らが挑む連作短編集。
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匠千秋シリーズ、と言うので、ちょっと気負って読んでみたのですが、どちらかというとパイロット版って感じがする作品でした。
追記:違和感の正体・・・それは「麦酒の家の冒険」で知ったボアン先輩とタックのカラーとちがったことだろうなぁ。本当に違う人物みたい。だからパイロット版みたいにも感じたわけだ。
その上テーマというか、題材はバラバラ死体(死体・・・じゃないものもありますが)ということで、ちょっと気持ちが引けてた分(あくまでも推理を展開していくのにバラバラ死体が必要なわけなので、グロイ表現があったりするわけではないのですけどね)、★をつけ辛いものがあったのですが、作品としては十分楽しめるものだったとは思います。
ラストは「えぇ、そうきたかぁ。あれが伏線だったとはいやはや(笑)」ってなもんでした。すこんと「まいった笑い」をさせられるって結構気持ち良かったりします(^-^)
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