森博嗣/講談社
★★★★
何気なく始めたゲームが発端で、会社サーバーにウィルス被害を起こしてしまった千宗(ちひろ)。何とか自力で解決しようとした挙句、辿り着いた研究所のサーバーで管理者が残した日記を読んでしまう。そしてその研究所で起こった殺人事件・・・。(「トロイの木馬」)
犀川との二人きりのディナーのはずが、何故か捜査中の誘拐事件の謎解きの場になってしまい・・・。(「いつ入れ替わった?」)
他、5作を併せた短編集。
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S&M(犀川&萌絵)シリーズファンにとっては、他の6編はおまけ。「いつ入れ替わった?」だけが本命、と言っても過言ではない。というか、私にはそうだった(^^;)
他の作品もそれぞれスパイスが効いていて面白いけれど、何というか、小粒なというか、スパイスはスパイスでもちょっと賞味期限を過ぎて、気が抜けたスパイシーさ、という感が・・・。やはり森作品は、短編よりも長編でこそ面白味が味わい尽くせる。せめて中編くらいまでかな。
本来なら、『四季 春夏秋冬』を読む前に読んでおくべきだったのだろうけれど、ま、それはそれで最後の最後に(本当に最後?『Φが壊れたね』が出て、新シリーズも始まっているというのに・・・。ま「一つの区切り」という意味では最後と呼べなくもない)、にやけてしまうような、気分の良いラストにできた。
『Φ』の後に、間もなく『Θは遊んでくれたよ』という作品も刊行されるようなので、まだまだ楽しみ~♪
あら、まだ読んでなかったのか(^^;
俺は刊行される前に、雑誌掲載を立ち読みした。
S&Mシリーズでは、萌絵の執事さん・・・・名前忘れた・・・・が、短編では結構オチをさらう名キャラなんだよな(^^)
やっと『Φ』の続き出るんだなあ・・・・・待たすよなあ(^^;
そうなんですよ、まだ、だったんです(^^;)
丁度、Vシリーズで飽きて、買うのをやめちゃった後に確か出たんだと記憶しているのですが、S&Mシリーズが入ってるとは言え、短編だったし・・・で買わなかったんですよね。図書館で『四季』を借りる時にも貸し出し中だったから、今になっちゃいました(笑)
さて『Φ』はいつ借りれるかな?予約しとかないと駄目ですね、きっと。明日、予約してこようっと。