森博嗣/講談社
★★★☆
天才・真賀田四季。幼くして、物事を一瞬にして記憶し、把握し、理解し、洞察する、神の如き才能。
其志雄(きしお)が入院する病院で起こった密室殺人。限られた人々にしか姿を認めてもらえない透明人間の其志雄。
其志雄(きしお)は、四季を守り抜くことができるのか?
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裏をかかれた(^^;)。嬉しいけど。半分は読みが当たり、後の半分はやられた。
書き方が巧妙なんだと思う。
初めて四季に出逢ったのは「すべてがFになる」。彼女の言葉のいくつもに新鮮な共感を得たことを思い出す。今も彼女の言わんとすることは理解できるけれど、最早彼女の生命の捉え方に頷くことはできないことに驚いた。創作の中の人物にそこまで考えることは変かもしれないが、初めての(森作品との、四季との)出逢いはそれだけあの頃の自分にとって強烈だったということ。そしてきっとその時私は色んなことに迷っていたのだろう。
では、迷いがないからなのか?こんなにも四季が間違っている、と感じるのは・・・。それでもなお、四季のキャラクターは魅力的だ。
俺も「やられた!」んだけどね(何処がかは柿ママとは違ってるかもしれんけど)。
紅シリーズで、あの2人が(3人か)出会った時点でハハ~ン?だったけど、じゃあ『ぶるぶる人形・・・』で出会った2人・・・あれ?年齢差はどうなるんだ?
いやいや、案外同じところでやられてるかもしれませんよ。
Vシリーズでのあれは単にゲスト出演的なものかなぁ、って思ったんですよねぇ。年齢差、もうかなり混乱してます。誰か分かりやすい年齢対照表でも作ってくれないですかねぇ(^^;)