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「くらのかみ」

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くらのかみ小野不由美/講談社
★★☆
病の床にあるという大叔父に呼ばれ、初めて訪れた古い屋敷。大人達は決まりに従い、誰が後を継ぐのかという話し合い。
4人の子供達は何もない屋敷の中、蔵座敷で「四人ゲーム」を始める。暗闇の中、4人が1人づつ部屋の隅に立ち、先の隅に立つ相手のところへ移動し、肩を叩いていくのだ。4人なら、ゲームはすぐに終わるはずだった。しかし明かりを点けた時、そこにいたのは5人。そして誰もが最初からいた気がするのだ・・・。
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ちょっとホラーかと思いきや、そういうわけでもなく・・・。これまでの小野さん作品と同じ感覚で読むと、ちょっとがっかりさせられるかも。元々、ミステリーランドシリーズは、子供が主人公の子供向けミステリーといった感があるから致し方ないのかな。
子供達の大人への考察は真実味があるというか、あぁそう感じている子が現実にもたくさんいるんだろうな、と考えさせられながらも、微笑ましかった。ある意味、大人にこそ読んで欲しい作品が多いはず、ミステリーランドシリーズには。

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