村山早紀/童心社(フォア文庫)
★★★★
それぞれの使命を携えて、シェーラザードに子供達が集まった。目指すは、<天のきざはし>。しかしそこは子供達だけで目指さねばならず、また死者の魂しか訪れることのできない場所だった。
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ついに、完結です。
個人的には、「シェーラひめのぼうけん」の方が好きです。物語的にもキャラ的にもしっかりしてる感じがします。
敢えて双子の姫、だったのでしょうが、今回ちょっと主要キャラ(だよね?ナルダとかも)が多過ぎて、全体的に薄く感じてしまいました。もちろん、双子の姫であること、兄弟王子、人と異世界のケモノの両方の父を持つ少女、実は英雄ではなかった父王を持つ少年とかとか、彼らだからこそのドキドキワクワクや、愛おしい気持ちもありました。これだけのキャラクターを10巻でまとめてしまう、というのがちと厳しかったのかな?でも年齢層を考えると、そうそう長くもできないものなのかもしれませんね。
ともあれ、それぞれが懸命に自分達の力の限りを尽くして(一人、とんでもない尽くし方の御仁もいらっしゃいましたが(笑))の大団円、気持ち良く、読み終えることができました。
村山さん、ありがとうございました。
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