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スキップ北村薫/新潮社(文庫)
★★★★
高校2年生の秋、運動会を終え、家で1人レコードを聴きながら目を閉じた一ノ瀬真理子。
目覚めた時、そこは慣れ親しんだ我が家ではなかった。やがて知る自分の変化。真理子は何故か、25年の時間をスキップし、42歳の桜木真理子となっていた。彼女には、17歳の自分にとっては見知らぬおじさんである夫と、同じ年の娘・美也子がいた。
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残り2冊の<時と人>シリーズにも期待して、ちょっとおまけの★4つにしてみました。

ストーリーの設定も面白かったし、42歳の身体に17歳の心が宿るジレンマ、悔しさ、それを受け入れてしまうことへの恐さといったものが細かく描かれていて、ぐいぐい読み進めさせられてました。真理子の"自尊心"の強さ、は凄い。どう想像しても、同じ状況になったら、こんなふうに前を向いて、立ち向かってなどいけないです。何より「恐い」と思う。絶対仕事休むと思うし(^^;)
そう考えると、あまりにもすんなりと未来の世界に落ち着いていってしまっているようにも感じられますが(だってとても17歳と思えないリアクションがどんどんすんなりと出てくる出てくる(^^;) まぁ、彼女がそういう女性、教師であった、ということなんでしょうが)、全体の評価を低めるほどの違和感でもないかな。個人的には。
池ちゃんとの再会、良かったです。うん。

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