
ラルフ・イーザウ/あすなろ書房
★★★★
1975年、地球に、そしてトリムンドスに、アンクスに、それぞれ一人の少年が生まれる。背中に三角を形作る母斑を持った彼らは、ある役目を持ち、互いに繋がりを持っていた。
地球、そして中世ケルト的世界のトリムンドス、エジプト的世界のアンクスからなる三重世界。かつての大災厄で分裂してしまった3つの世界は、繋がり、影響し合い、それぞれに存在することで均衡を保っていた。が、その3つの世界を己が手に治めようとするものが、それぞれの世界で均衡を崩そうとしていた。
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それぞれにリンクしあっていてる3つの世界。好みはアンクス。けど一番面白かったのはトリムンドスかなぁ。何だか地球はイマイチです(笑) フランシスコの環境や性格によるんだろうけれど。
これまでのイーザウ氏の作品ともリンクしており、イーザウファンにはこれまでのように堪らないシーンも。
で、面白かったですし、下巻なんてどんどんどんどん読み進めてしまったのですが、何となく、何となく、物足りない。トリムンドスのトレヴィルの行動などを読んでいると、デービットを髣髴とさせるものの、主人公が3人もいるせいもあるのか、やはりどことなく物足りない。
何でしょうね?原因は。イーザウ氏の作品は大好きだし、この作品だって素晴らしいとは思ったのですが。
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