アーシュラ・K・ル=グウィン/講談社(文庫)
★★★★
翼を持つ6匹の猫達。苦労の末に、平和な暮らしを手に入れたものの、ジェーンはそんな単調な毎日に飽きてしまい、ついには皆で暮らす農場の納屋を飛び出してしまった。
子猫の頃の都会での暮らしを思い出し、長い飛行の末に辿り着いた都会である窓に飛び込むが・・・。
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田舎暮らしに飽き飽きして、都会に飛び出し、けれど都会の暮らしも自由なわけではないのだと知る女性の物語って感じなのですが、普通なら読みもしないであろうストーリー。なのに、翼のある猫が主役だと微笑ましく読めるのが、我ながら不思議(笑)
結果としてジェーンが選んだ暮らしは最高のもの。自身が望むものをすべて手に入れることができたのだから。
もちろん、そのために彼女は臆することなく、果敢に、そして仲間を思いやることも忘れずに、機会を逃さず行動したのですから、当然と言えば当然。
私は、望むものを勝ち取り、大事なものを守るため、ジェーンのように行動できるだろうか?
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