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「エヴァが目ざめるとき」

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エヴァが目ざめるとき
エヴァが目ざめるとき

ピーター・ディッキンソン/徳間書店
★★★☆
13歳のエヴァは酷い交通事故で昏睡状態に陥り、8ヶ月ぶりに目覚める。体も口も動かせなかったエヴァが、やがて鏡の中に見たものは・・・。そして彼女の決断は・・・。
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またまた茉里さんとこで釣られました~(笑)
いつも通り、さっと目を通しただけでリストに挙げてたため、違うものを想像しており、そのため「チンパンジーを犠牲にして人を生き延びさせる」という部分にかなり拒否反応でした。しかし何故作者がそんな禁忌にも思える設定を敢えて選んだのかが気になって、読了。驚いたことに、茉里さんが書かれているのと同じように、途中からはエヴァの心の内の描写にぐいぐい惹きつけられてしまいました。
エヴァのキャラができ過ぎている感は否めませんが、当然これも気にならなくなります。そもそもエヴァがケリーを、チンパンジーでもある自分を、苦労しながらも前向きに受け入れなければ、話の土台がなくなってしまうのですから。

この本は最初にかなりの抵抗感を感じると思いますが、そこを敢えて踏ん張って乗り越えて、読み終えてみて欲しいと思います。

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