オーエン・コルファー/角川書店
★★★☆
伝説的な犯罪一家に育ったアルテミス・ファウルは、父が行方不明になってしまい、没落寸前の家名を挽回しようと、とんでもない計画を立てた。妖精を誘拐して、莫大な黄金で身代金を取ろうというのだ。
そのため彼は、「ブック<妖精の書>」を手に入れ、ついにはその解読をも成し遂げてしまう。そして、ファウルと妖精達との駆け引きが始まった・・・。
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犯罪一家に育った少年が、その素晴らしい頭脳を駆使して世紀の犯罪を企む。正直言って、素直に没入できない設定なのですが・・・、今更ですかね。とてもファンタジーの主人公、もしくは児童書らしからぬ設定の面白い本を読んできておいて・・・でしょうか(^^;) つい最近読んだのは児童書じゃないけれど、殺し屋達が主人公だし、強盗達が主人公というのもあったし・・・。
ラストは何だか微笑ましいというか、少年らしからぬ抜け目のなさ(こういう決め付け的表現は良くないけれど)を補ってしまうようなシーンが見られたから、何となく救われた気分がしたのも事実。
だってねぇ、ストーリーが進む間、全然ファウルを応援できないんだもの~(^^;) 初めはホリーも駄目だったけど、日本人的判官贔屓というか、そういうのでファウルと遭遇して以降のホリーは断然応援対象。ま、今後はどうにせよ、感情移入できなくとも、応援できるキャラがいて助かった(笑) 既に3部作をまとめて借りているので、全然どのキャラも好きになれないとなるとかなり辛いものがありますからね。
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