柴田よしき/徳間書店
★★★★
上賀茂の水位が何の原因もなくいきなり下がってしまったこと、あちこちの地下水が突然枯渇したことに不審を抱く香流。しかし地質調査を請け負うだけの会社社員にはなすすべもなかった。
数時間前まで普通に生きていた人間が、体液のすべてを抜かれて、干からびて死ぬ事件が続いていた。とても人間に可能なこととは思えなかった。
やがて川に魚の死体が浮き上がり、まるで街を孤立させようとするかのような地震が京都を襲った。そして京都に棲む魔が、人々を襲い始め・・・。
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ぐいぐいと引き込まれて、本来の読書スピードが復活。しかしお蔭で睡眠不足です(笑)
何というか、高橋克彦さんの世界とたぶるというか、雰囲気が似てる気がするというか・・・。というわけで、めっちゃ気に入ってます。ちょっと君之、情けなさ過ぎるところがあるのと、特に前半はことあるごとに昔に行われた風習を軽蔑し、現代の人間社会を美化しているのがちょっと鬱陶しいですが・・・。
香流はいいですね。本当に惚れてしまいそうな剛胆っぷりです。
この作品がシリーズであるというのがさらに私の読書欲というかそのあたりをそそってます。
図書館が現在棚卸しに入り、貸出期間がその分延長されることをいいことにフルで10冊借りてしまい、後悔していたところですが、このシリーズ分に関してはちょっと睡眠時間を削れば、借りている分(あと3冊)は今月中に読み終えられるかも!?
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