柴田よしき/徳間書店
★★★★
上賀茂の水位が何の原因もなくいきなり下がってしまったこと、あちこちの地下水が突然枯渇したことに不審を抱く香流。しかし地質調査を請け負うだけの会社社員にはなすすべもなかった。
数時間前まで普通に生きていた人間が、体液のすべてを抜かれて、干からびて死ぬ事件が続いていた。とても人間に可能なこととは思えなかった。
やがて川に魚の死体が浮き上がり、まるで街を孤立させようとするかのような地震が京都を襲った。そして京都に棲む魔が、人々を襲い始め・・・。
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