村山早紀/童心社(フォア文庫)
★★★★★
空の竜脈を辿り、シェーラザードへの帰途にある飛行船。一つの旅を成し遂げた喜びの中、それでもジュドルの心には一抹の寂しさが残っていた。いつもそばにいたチニがいない・・・。
姿を変化させてしまったチニは、ついに自分の失われた過去を取り戻していた。その過去と本来の自分の姿に縛られながらも、ジュドル達のそばを離れることもできないまま、飛行船の後を追っていた。旅の途中で出逢った、ある人を思い出しながら・・・。
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ロンきゅ~んさんに教えて頂いて、3月に発刊されてるはずだったことをやっと思い出しました。ロンきゅ~んさん、ありがとうございましたm(_ _)m
何より、ジュドルの成長というか、心の在り様の変化が嬉しい。何もかもを自分の中に閉じ込めているジュドルは歯痒くて、いじらし過ぎて・・・。「自分なんて」なんて思い、私は誰にも持って欲しくないと思っているから。たとえそれが物語の人物で、当然それが物語に必要なものでも、やはりついついそう思ってしまうのです。
チニのことについても思うことは色々ありますが・・・。長くなり過ぎそうなのでやめておきます(実は書きかけてやめました(笑))。
最後まで諦めないシェーラの娘達ですから、きっとチニのことも大丈夫。今はそう信じたい。
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