いかりや浩一/幻冬舎
★★★★
父であり、コメディアンであり、役者であったいかりや長介が亡くなって2年。
3人の母、2人の母の死、ドリフとしての、役者としての葛藤、そしてがんとの闘病。父として、男として、見続け、尊敬してきた「いかりや長介」を、息子だけが知る姿とともに綴る。
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やはり、闘病記などが綴られている後半は思わず泣いちゃいました。
そう、「死」というものが悲しかったり、怖かったりするのではないのですよね。その人の存在が、正確に言えば肉体的な、物質的な存在を感じられなくなってしまうことの寂しさ。軽い追体験をしてしまったために思わず涙が止まらず・・・。
それにしても、いろんな意味で大きな人だったんだなぁ、と。
何より、息子さんがこうして「カッコイイ」「尊敬できる」と言える、それって当たり前じゃなくちゃいけないはずなのに、でもとても難しいことだから。どれだけ本当の「愛」を、方向を間違うことなく子供達に注いだか、ってことですよね。それだけでもやはり長さんはスゴイ。
「全員集合」が始まった2年後に生まれた私は、物心ついた時には既にドリフが当たり前のように存在し、ふと気付いた時にはカッコイイおじさん役者・いかりや長介さんが活躍してたんですよね。ファンというにはおこがましいレベルなのですが、それでももうあのカッコイイおじさんがどんなドラマにも観られないのかと思うと、残念でなりません。
相変わらず、本読むの早いね~。
長さんの半生は「いつみても波乱万丈」で本人が語っていて、苦労が多かったんだよね。
それを顔に出さないところが凄いよね。
周囲に気配りもする人だったし・・・。
長さんが亡くなって、もう3回忌になるのか、早いなぁ~。