ロジェ・ファリゴ/小学館
★★★
ハロウィーンの日に、骨董品屋の主人ポラックに、不思議な本と羅針盤をもらったガストンとルシア。その日から始まった二人の旅は子供達の辛く悲しい歴史を知るためのものだった。ワニのシンキューバと猫の女神バステに守られながら、いくつもの歴史を旅する二人だったが・・・。
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「これは失敗した」と前半はしきりに後悔。「ファンタジーだと思ってたけど、小さな子供に歴史を勉強させるための本なのか」というのが感想でした。実際、いくつもの歴史をぶつ切りに訪れる二人は、単なる添え物にしか思えなかったし。
後半になってやっとこれが、子供達の歴史というものを主軸にした冒険物語だということが感じられてきました。ま、いずれにしてもこれは2巻を読まないことにはどうしようもないし、多分感想も結構変わる気がします。
それにしても作者の文章のせいなのか、訳者のせいなのか、やたら読み辛い文章ではありました。文章というより、構成が読み辛いのかな。何だか全体に、色んなところがぶつ切りなイメージが残るんですよね、読後も。良いテーマだと思うので、とても勿体無いです。
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