恩田陸/集英社
★★★★
日本という国が大きく変わろうとし続けていた時代、旧家の末娘の話し相手となっていた峰子。周りの誰をも魅了する聡子と共に日々を過ごす峰子の前に、不思議な一家が現れる。聡子の父の友人でもあり、代々の因縁を持つ春田家の人々。
気さくでありながら、何かしら人を寄せ付けない何かを持つ春田家の人々に、峰子は惹かれるのだが・・・。
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全体的には漠然とした印象しか残らない、いや残り難い作品かもしれません。実際私もそうだし。けれどそこにある風景や空気はとても心地良かったですけど。
そして私は「常野物語」シリーズが好きなのです。「光の帝国」とのリンク、そして今後の作品にも何かしらのリンクをしていくであろうという予感、それらも含めて★4つなのです。
なので、この作品単体で★4つの評価、という期待では本作を読まないで下さい(^^;)
春田家を主人公にしての話になってたら、もっと面白かったのかな?でもこの空気はこの書かれ方でなければ醸し出されなかったのでしょうね。
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