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「悪魔とプリン嬢」

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悪魔とプリン嬢パウロ・コエーリョ/角川書店
★★★☆
山間の静かな、何の変化も訪れず、鄙びていくだけの小さな村に、ある日、一人の旅人が訪れた。
しかし彼はただの善良な旅人ではなく、村の人々に恐ろしい取引を持ちかけるためにやって来たのだった。その取引とは、1週間以内に村人の誰かが殺されれば、莫大な価値の金を村に与えるというものだった・・・。
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ストーリーの展開としてはそれなりに面白かった、と感じるのですが、う~ん・・・。
旅人の言うことも、プリン嬢の言うことも何だかなぁ、と思ってしまうのです。
神様が善行を評価し、それ故に善行を施す人々を守ってくれる、という考え方そのものが理解できない、というか、受け入れられないから。
神様のために何かをし、生きているわけでもないですよね?人間は。増して神様が直接的に助けてくれることを期待するというのは・・・。
私は何かの宗教の特定の神を信じているわけではないです。そこで描かれているものが示している神という存在は信じています。神様はいる。けれどそれは自分の外にではなく、自分の中で繋がっているものとして。だからこそ、「自らたすくるものをたすく」というのではないでしょうか?
ラスト、プリン嬢の行動はこれまた裏切られたような気分もしますが、多分それは象徴的な意味合いでの行動だったんだろうな。

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