あさのあつこ/講談社(青い鳥文庫)
★★★☆
食べ過ぎで病院へ運ばれた翠を見舞った蘭はそこで、白い着物を着た少女の姿を見た。自分にだけ見えるその少女を追った病室には、交通事故で意識不明になった男性が入院していた。そしてその腕には恐ろしい人面瘡が・・・。
「助けて・・・殺される・・・はやくいって・・・」という声に導かれて、蘭達は鬼頭神家を訪れることに・・・。
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前巻での活躍が、ある意味派手だったからでしょうか、今回は何だかパワーダウンしたような感じを受けます。まぁ、巻を追うごとにパワーアップしていくというのも大変だし、それはそれで難ありでしょうが・・・。
人面瘡と昔言われ、疎まれたりしたものの多くが、単なる腫瘍であったりしたというのは事実なのでしょうが、蘭達の力を前にして「人面瘡なんてただの腫瘍」と言い切るのもどうなんだろう(^^;)、と思ったりしました。単なる腫瘍でないそれもあったんじゃないかと思うのですが・・・。
多分そういう細かな部分で「ん?」と感じたのも、今回の物足りなさというか、その辺に通じているのでしょう。
蘭と翠の毎回の掛け合いは楽しいものの、若干飽きがくるというか、くどいというか・・・。ので、今回子ブタと蘭の掛け合い!?があったのは中々気に入ってます。子ザル、子ブタ、(あぁ、前巻はドーベルマンもいたか)さて次に出てくる動物は何になるんだろう(笑)
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