ガース・ニクス/小学館
★★★☆
ある日突然父親がいなくなったタル。いつか戻ることを信じつつ、母と弟妹を守っていけるのは自分だけ。
しかし第一級サンストーンがなければ、自分だけでなく、家族に待ち受ける運命も悲惨なものになってしまう。何とかサンストーンを手に入れようと苦心惨憺するものの、いずれも上手くいかず、ついにタルはサンストーンを盗む決意をしてしまうのだが・・・。
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「古王国記三部作(サブリエル)(ライラエル)(アブホーセン)」と比べると、何だか随所に物足りなさを感じる。
比べちゃいかんのか・・・(^^;)?
タルが頑張る姿を応援して、嫌な役人に怒っていたのも束の間・・・、何かちょっとタルって嫌なガキだぞ(笑)
ま、そういう価値観の中で育てられ、外の世界には何もないと信じきって生きてきたのだから、それもこれも仕方のないことなんだろうけれど。
ミラもちょっと嫌。いやはや、こちらもそういう価値観の世界で生き抜いてきたのだし、まだ14歳かそこらの少女。タルのように全く異質な世界から来た闖入者に拒否反応を示しても致し方ないか・・・。
二人のやり取りを読んでいるとうんざりして疲れてしまう気がするのは、私が最早「おばさん」だからなのか?
いやいや、これからのタルとミラの成長を楽しみにしよう。
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