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「ファンタージエン 秘密の図書館」

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ファンタージエン 秘密の図書館ラルフ・イーザウ/ソフトバンククリエイティブ
★★★★☆
何事にも臆病で、決断ができず、やり遂げられたことがない青年、カール・コンラート・コレアンダー。
本を何よりも愛する彼は、古本屋の後継者を求める新聞記事で見つける。雇い主になるかもしれない老人、タデウス・ティルマン・トルッツはそんなカールを後継者に指名し、突然姿を消してしまう。
古本屋に一人残されたカールは、店の奥にある不思議な書庫を、さらに奥へ奥へと進み・・・。
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はてしない物語」を今さら読破したのは、この本を堪能するため。
もちろん、こちらから先に読む事だってできたわけですが、やはりこの「ファンタージエン」シリーズ(そう!嬉しいことにシリーズなのです。イーザウ氏の、というのではなく、「はてしない物語」でかつてバスチアンと共に遊んだ作家達の連作によるもの。ゆくゆくは世界中の作家にも参加を呼びかける予定だとか。壮大!!)、当然ながらエンデ氏へのオマージュ企画なわけですから、「はてしない物語」を読まずには始まりませんよね。
「はてしない・・・」でお決まりのセリフやいくつもの小道具や人物はもちろんのこと、イーザウ氏の「パーラ」の重要キャラや小道具なども登場し、エンデ&「はてしない・・・」ファンにも、イーザウファンにも思わずニンマリしてしまうようなところがあちこちに・・・。
しかしある人物の設定に関しては正直、かなり驚きました。エンデ氏の秘蔵っ子とも呼ばれているイーザウ氏だからこそなのか、それとも私が過敏に反応しただけなのか・・・。抵抗感がある人もいるかも。私はそこまでではなかったけれど。

既にドイツでは6作が出ているそうで、次に邦訳されるものも決定している模様。
それぞれのオマージュ作品同士のリンクもあるかと期待しているのですが・・・、最終的にはどれだけの規模のシリーズになるか見当もつかないのがちょっと嬉し怖いですね(笑)

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