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ゲド戦記3「さいはての島へ」

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さいはての島へ―ゲド戦記 3アーシュラ・K・ル・グゥイン/岩波書店
★★★★
アースシーの世界の隅々で異変が起こりつつあった。魔法の言葉を使えなくなった人々、その言葉の意味を失い、魔法など端から真実ではなかったのだと考え始める人々。
その異変の一つを伝えに来たエンラッドの王子・アレンは、大賢人ゲドと共に、災いの元を探し出そうと旅に出る。しかしそれは「どこを」「誰を」「何を」探したらいいのか、未だ判然としない旅であった。
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3冊のゲド戦記を読んだ共通項。中盤、主人公とも言える若者達に決まって激しくイライラさせられること。ハイタカ然り、テナー然り、アレン然り。とは言え、それこそが彼らが彼ら自身の道を往くために必要な葛藤であり、その葛藤の一部に感情移入をさせられているからこそ、イライラしてしまう訳なのですが。
ゲドの姿勢、ゲドがそうあろうとしている自身、そちらの方にこそより共感し、私もそうありたいものだと感じるのは、やはり最早私が若者と呼ばれる年代を通り過ぎてしまったからなのでしょうか?世の大半の人々から見れば、私の年代とて、若者、若造、小娘でしかないでしょうが、とっくに子供を持っていてもおかしくない年代でもあり、私達の年代って結構微妙なスタンスにあるのかも。

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