タニス・リー/産業編集センター
★★★★
<レイブン・タワー>やトワイライトの手から逃れたクライディとアルグル。しかし二人はハルタのしきたりを守り、ハルタへは戻ろうとしなかった。ペシャムバで二人きりの結婚式を挙げ、クライディの女中仲間を助け出すために<ハウス&ガーデン>へと向かう。
が、<ハウス>では意外な光景を目の当たりにし、さらにはイロネルの元へ呼び戻され、驚きの事実を告げられることに・・・。
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いや、ここまで楽しめるとは思いもしませんでした。最早クライディの一人称にも慣れきってしまったようです(笑)。もちろん、謎解き(ってほど大層なことじゃないけど)もクライディの冒険も楽しめました。あぁ、サメ人とのやり取り辺りは、意図がわかっていてもクライディと一緒にイライラしてしまいましたけどね。
<サマー>の描写の数々はちょっとあまりにも安っぽいSFチックさが否めないですが、その辺はあまり追求しない方がいいのだろうし、そこら辺に重きを置く物語ではないですからね。流して読むことをお勧めします。
クライディが、遂に目的地へと辿り着いた辺りからラストへ至るまではかなり私好みな雰囲気が漂ってて、頑張って読み通して、損はしなかったです。うん。
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