
アーシュラ・K・ル・グウィン/岩波書店
★★★★
偉大な魔法使いになるであろうと予見されるほどの力を秘めたゲド。しかしゲドは若さや育った環境で生まれた功に逸る気持ちや自分の力への過信により、師匠の元を早々に離れ、魔法学院への道を歩む。やがてその逸りと過信は、ゲドに大いなる過ちを犯させてしまう。
偉大な魔法使いゲドの若かりし頃の、影との戦いの物語。
********************************************
「モモ」、「チョコレート工場の秘密」に続き、何を今更シリーズです(笑)
今更過ぎたからか、そういう作りだからか、ドキドキワクワクする部分はかなり少ない、いやほとんどなかったという方が正しいかな。でもこれが中々目を離せない物語でもあるのは、これが人の内面の葛藤、己の弱さ・醜さを真正面から受け止めることの難しさ、大切さの物語であるからなのかも。
カラスノエンドウが一番偉いよ。結構ひいきです(^-^)
蛇足だけれど、ラスト近く、海を行くシーンはまるで「ナルニア(カスピアン王子のつのぶえ)」で読んだシーンを思い起こさせた。
コメントする