カレンダー

« 2008年4月123456789101112131415161718192021222324252627282930

ゲド戦記2「こわれた腕環」

| | コメント(0) | トラックバック(0)

こわれた腕環―ゲド戦記 2アーシュラ・K・ル・グゥイン/岩波書店
★★★☆
墓所の大巫女の生まれ変わりとして、幼い頃から墓所の神殿で育てられたアルハ。<名も無きものたち>を祀り、地下迷宮に魅入られたかのようなアルハの前に、突然現れたゲド。墓所の神殿では男は立ち入りを禁じられ、その国では魔法そのものが禁じられて久しかった。ゲドを捕らえたアルハだったが・・・。
********************************************

ワクワクドキドキ感は1巻よりもあるのですが、ゲドがメインでないのがちと残念。それでもゲドの物語ではありますねぇ、やはり。
内容が凝縮されている後半、言うべきことはほとんどここに書かれていると言っても過言ではないのかな?自由とその責任の重さ、隷属と安逸とした暮らし、その2つを前に悩み苦しむアルハ=テナー。その葛藤は当然。
そう、自由なんてそんなに素晴らしいものじゃない。そこにはとんでもない重さがある。そも重さを背負ってこそ、自由を謳歌できる。だからこそ自由というものは素晴らしいものになるのだと思う。
自分のしたいことを実行する、というのは必ずそこに責任が伴うのだ、とこの年になってつくづく実感している柿ママでありました・・・。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: ゲド戦記2「こわれた腕環」

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://kakkie.com/mt/mt-tb.cgi/272

コメントする