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「チョコレート工場の秘密」

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チョコレート工場の秘密ロアルド・ダール/評論社
★★★☆
世にも珍しく、素晴らしい味のチョコレートを作る、ワンカ氏のチョコレート工場。工員が入るところも、出るところも、町の誰もが見たことはなく、それでも毎日素晴らしいチョコレートが世界中へと送り出される。
そんな不思議なチョコレート工場に、世界でたった5人の子供だけが招待されることになった。チョコレートに入った金の招待券を当てた幸運な子供だけがその権利を手にすることができるのだ。お金持ちの子供達が先を争ってワンカ氏のチョコレートを買い漁るが、工場のそばに住むチャーリーの家は貧しく、年に一度、チャーリーの誕生日に1枚のチョコレートを買うのがやっとだった・・・。
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何が恐いって、この本の挿絵の人間ほど恐いものはないかも・・・。かなり苦手です。
が、別に中身は恐くはない、と言えたらいいのでしょうが、見方を変えれば、かなり恐くもあると言えますよね。何と言ってもロアルド・ダールが作者ですから。私が持つこの作者のイメージはブラックカラーがくっついてて、どうしようもないのです(^^;)
それでも正直な(招待状を手に入れた経緯を考えると、正直とは言えないのか!?)、そして素直なチャーリー少年が他の4人の少年少女と違って、幸運を手に入れるという流れは、やはり気持ちが洗われるものですね。どうしようもない少年少女とその原因を作った両親に起こったハプニングも自業自得。それで多少はまっとうな精神が注入されるのだとしたら、彼らにとってはその方が幸いでしょうし。

やっぱりファンタジーな児童書を書いても、ダール氏はダール氏だなぁ、と思うのでした。

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