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古王国記Ⅲ「アブホーセン―聖賢の絆」

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アブホーセン―聖賢の絆ガース・ニクス/主婦の友社
★★★★☆
各々の往くべき道を見出したライラエルとサム。アブホーセンの館を後にした彼らは、古い血の目覚めが及ぼしたいくつもの混乱を乗り越え、<紅の湖>を目指す。半球に封じ込められた古き力の完全な復活を妨げるため、そしてニックを救い出すため、ライラエルとサムはついにその間近へと辿り着くのだが・・・。
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びっくりのプロローグで始まった完結巻。いや、びっくり過ぎて、後が見えちゃいますが(笑)
情けなかったはずのサムことサメス王子も成長してくれて嬉しい限りです。萎縮し過ぎていた彼も、自分が本当に胸を張り自信を持って往くべき道を示されたお蔭で、やっと自分自身を持てたということですね。
あれこれ「やっぱりね」な設定はありましたが、それでも十分楽しめたのはライラエルの奮闘と、サムの成長振りによるところが大きいかな。そして、科学で解明できないことは決して見ようとしなかったニックの意外な頑張り振りも高ポイント。

訳者あとがきに、作者がいずれまた古王国シリーズを書きたいと思っているらしいことが書かれていたので、それがいつになるかは分からずとも、楽しみに待っていたいと思います。重たさもシビアさも爽快さもバランス良く(私にとっては)配分されていたこのシリーズに、しっかり嵌ってしまったようです。予約が回ってきた「ダレン・シャンXI」を読もうとしたところ、物足りなさを既に感じているくらいなのです(あんなに楽しみにしてたのに~(笑))。

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