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古王国記Ⅰ「サブリエルー冥界の扉」

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サブリエル―冥界の扉ガース・ニクス/主婦の友社
★★★★
壁で遮られた古王国とアンセルスティエール。一方ではチャーター魔術が栄え、科学の技術は何もかも使えず、一方では魔術や死霊などは信じず、科学の力が成長する世界。
サブリエルは、古王国で死霊らを封じる役割を担う父・アブホーセンから離れ、アンセルスティエールの寄宿学校で成長した。卒業間近の日に届けられた剣とベルは父が片時も離すことのないもののはずだった。サブリエルは一人、父を探し出すため、古王国へ戻る決意をする。
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面白いのは読んでいてもよく分かるのに、本の世界というか、流れの中に上手く入って行けず、苦労しました。何だったんだろう?
しかしそこそこな厚みにも関わらず、後半はあっという間でした。タッチストーンの記憶の告白など辺りからは結構楽しめたかな。
ファンタジーなのだけど、結構シビアというか、ダークな設定や描写もあるし、主人公らがそんなにまで!?というほど苦戦させられる。ファンタジーだから、作られた話だから、全ての登場人物がハッピーエンドに、主人公はいつも勝って・・・などとのぞんでいるわけではない(でもストーリー的なハッピーエンドは望んでます。私が物語に求めているのは私の心のカタルシスなので。)が、心のどこかで気になるのも事実。
いや、私的には十分楽しめました。主人公らが生命の儚さ、だからこそ大切だということを言葉や行動の端々に漂わせているから、余計に。何と言っても『娘が愛する父親を求める旅』として物語は始まるのですから。

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