ダレン・シャン/小学館
★★★★
クレプスリーの名誉を守り、バンパイアとして相応しい力を示すため、ダレンはバンパイアの力の試練を受けることになる。しかし5つの試練を成功させられなかった場合、それは=死。助かっても、試練をしくじれば、処刑の間へ直行という、まさに生死を賭けた試練だった。
試練は子供であり、半バンパイアであるダレンの身を最大限に考慮した措置が取られ、指導教官についてくれたバネズや他の仲間達の協力を得て、試練に臨むのだが・・・。
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いつの間にやら、随分バンパイア臭い考え方、感じ方をするようになっていたダレン。もちろん人間の考え方をなくしてしまったわけではないけれど、1冊読むと前巻から数年経ってたりすることもあるから、余計にその差が新鮮。
色んな人々がダレンを手助けしたくなるあたりは、王道と言えば王道な設定だけれども、やはり読んでいて気持ちがいい。1巻のあの自分勝手さを考えれば、ダレンはとんでもなく成長し、本来持っていた大切な人を見捨てられない、最後まで諦めない、そんな優しさ・強さをどんどん発揮するようになった。ま、いくらかの身勝手さ、独り善がりなところはまだあるのだけれど・・・(笑)
あぁ、しかし思ったような展開になってきてちょっと残念。予想通りなのはこの際目を瞑るとしても、彼が死んでしまうなんて・・・。全然嫌いじゃなかったし。
どうしてそういう選択しかなかったのか、ある程度の想像はできるけれど、願わくば、いくらかでも認められる理由でありますように。彼のことも嫌いにはなれないから。
(さて、彼、彼、とは誰?もしくは誰と誰?(笑))
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