ダレン・シャン/小学館
★★★★
クレプスリーと旅を続けるダレンは、決して人間の血を飲もうとはしなかった。動物の血だけではやがて生命を落としてしまうと分かってはいても、一線を越えることを避けていた。
やがて、ダレンのためにシルク・ド・フリークへ戻ったクレプスリー。ダレンはここで素晴らしい友達を手に入れる。蛇少年のエブラ・フォンと、サーカスに興味を持った少年サム・グレストだった。友達を手に入れ、心は元気を取り戻すダレンだったが、人間の血を飲まないことで、体力は日に日に衰えていった。クレプスリーは何とか血を飲ませようとするのだったが・・・。
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ダレンが拘る一線、分からなくはない・・・けど、血を飲むのに動物を殺すことと、人間を気絶させることと選べと言われたら、私は人間の血を飲むことを選ぶね、と思ってしまう。
自分勝手な非常なバンパイアなのかと思いきや、人間臭く、そしてダレンにすまないと感じたり、心配したりするクレプスリーの姿はとても好感を持ってしまう。そしてミスター・ト-ルやシルク・ド・フリークの人々の優しさ、悲しさ、そういったものも垣間見え、1巻に比べると面白さがかなり違っている。1巻は後先考えないダレンの身勝手さに振り回された感があったから・・・(^^;)。確かにここでもダレンは自分で自分の首を絞めるようなことをしてしまうのだけれど、1巻と違ってさすがに責めきれない。
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