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「青空のむこう」

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青空のむこうアレックス・シアラー/求龍堂
★★★★
突然の交通事故で死んでしまったハリーは、気付くと、長い列に並んでいた。赤と金の入り混じった美しい夕焼けのような風景の<死者の国>。心の準備ができた人々は、遠くに見える<彼方の青い世界>へ向かうという。
けれどハリーには大きな心残りがあった。それをやり遂げるためにはもう一度だけ、<家>へと戻らなければいけない。ハリーは、150年の間、死んだ母を捜し続けている少年アーサーと共に、<生者の国>へと駆け出した。
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その女、腐女子につき・・・」の茉里さんの感想を読んで、読みたくなってしまった作品です。茉里さん、感謝!!

ジュニア版がわざわざ出てるのでどうしようかと思ったものの、内容的に十分児童向けでもあるかと思い、カテゴリーは2つにしました。うん、ジュニア版と違ってカナはほとんど打ってないけど、それがクリアならこちらでも大丈夫。

読んでいる最中、映像を想像しやすいのに気付きます。そういうところを意識して書いてるのかなぁ、って感じ。
ハリーの気持ちの振れ方が上手く表現してあり、思わず「生きていくには仕方ないんだよ」とか「あぁ、そうだよね、爆発したくなっちゃうよね」と心の中で語りかけてたりして・・・。
私は死や魂に対して、考えが確立してしまっている(元々生まれ変わりを信じており、決定打は「聖なる予言」シリーズや「前世療法」などによる)ので、そういう目新しさはないのでちょっと物足りなかったのだが、ハリーとエギーの交流には心を打たれた。もしも私自身が、喧嘩別れした挙句に弟を失ったら、と思わされたりもして・・・。
ついつい忘れがちになるけれど、愛する人、大切な人達には時々でもいい、「愛してる」とか「ありがとう」って気持ちを伝えないといけない。日本人ってそういうの特に苦手だけど(笑)、一度はちゃんと伝えた方がいいです、ホント。
私?十年以上前にそういうカードを両親や弟夫婦にそれぞれに贈ったことがあります。その後両親はそれを飾っていて小っ恥ずかしかったけど・・・(^^;)
この本を読んだら、いつもより少しだけ素直に、そういう言葉を伝えてみようかな、って気になるかも。

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コメント(2)

こんにちは!柿ママさん。TBありがとうございますv
青空読了されたとの事、レヴュ拝読しに参りましたv
柿ママさんがおっしゃる通りで、日本人は言葉も少なく、暗に察してね、って感じが往々にありますよね。家族間だと特にそれがあたりまえになっていて。それを気づかせてくれる意味でもこの物語は良書ですね(笑
カードのお話、素敵ですv

暗に察する、というのもとても大切なことだとは思うのですが、それで逃げてる部分ってやっぱりありますよね。親子だから、夫婦だから、というのも言う人の大半は逃げで使ってますし(笑)
カードは実家から離れて暮らしてたからできたことかもしれないです~。実家で暮らしている今となっては・・・・・・人に偉そうに言えないですね(^^;)

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