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シェーラひめのぼうけん7「ガラスの子馬」

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シェーラひめのぼうけん ガラスの子馬村山早紀/童心社
★★★★★
砂漠で休憩をするシェーラ一行。昼寝の最中にシェーラが見た夢には、あの謎の少年が現れた。そして少年が告げた彼の名は・・・。
そして魔法の地図に次なる宝石の位置が、まさにシェーラ達が休憩をしていたその場所に光っていた。
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大満足のラストを迎えた「海の王冠」よりも星が多い理由・・・読んだ人には分かってもらえると思います。
色んな悪事を働いたであろう、そしてシェーラの国を石にしてしまったサウードにも幸せで、純粋な夢や希望を持った少年時代があったことがついに明らかになります。
サウードを助けたミリアムも、そんなサウードの少年時代の絶望を知ったシェーラも、何と素直に心の声に耳を傾け、正直に行動することか。
こういう物語を好んでしまうのは、自分がこうありたかったと望むからなのか、子供達にこうあって欲しいと願うからなのか・・・。多分どちらもあるのかな。けれど前者は変えようがないことですし、後者に関しても、最近成長と共に小さな生命への優しさをなくしていく子達を続けざまに見ているので、何とも脱力するかのような思い。しかしそれも大人の責任以外の何ものでもないのですが・・・(周囲の大人、例えば私が叱っても一時的なことで、結局一番傍にいる親が姿勢を示してくれないとどうしようもない部分は大きいのだよね)。
それでも児童書に惹かれ続けるのは、ファンタジーなどの好みの作品が多いということと共に、子供達への希望をどこかで捨てきれないという理由も確かにあるのだとは思う。子供達も、それを見守る大人達も、素晴らしい力を持ってるし、より良い方向へ変わっていけると信じてる・・・信じたいのだと思う。

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