
阿部寛/集英社(be文庫)
★★★★
「アベちゃんの悲劇」から4年。加筆修正を加えた文庫化。
「ノンノ・ボーイフレンド大賞」を獲り、モデルとしてデビューし、映画出演、CM出演などで人気を博したものの、つまづきもあり、出演作を選んでいるうちに世間では忘れられつつあることに愕然。改めて自分の方向性を探し、やがては役者としての新しい自分を見つけ出していく。
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「はいからさんが通る」がかなり初期の頃の出演作だったのは意外。映画としてはもちろん初めてだったのは覚えているが、既にその時は私でさえちゃんと存在を認識していたから。ナンノが好きで、「はいからさん・・・」も好きだった私が「ちょっと(伊集院少尉とは)イメージ違うけど、でもまぁいいか」と思えたのを微かに覚えている。
今回この本を手にとってみたのは、叔母が何かの折にしてくれた話が影響している。「出演作を選んで出ずにいたら『あの人は今』みたいな企画に自分の名前が挙がっていることを知って驚いた」役者の話をしてくれたのだが、それがアベちゃんだったのだ。そのことも載っているかな、という興味。もちろん「トリック」で阿部寛という役者の面白さに改めて気付いたこともある。
この本を読んで改めて、阿部寛という役者に興味を覚えた。彼の作品を他にも観てみたい。
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