恩田陸/新潮社(文庫)
★★★★
時代を超え、空間を越え、エドワードとエリザベスは幾度も幾度も出逢う。たった一瞬の出逢いのためだけに・・・。
どんな場所にいても、どれだけ離れていようとも、必ず二人は巡り逢う。
幾度生まれ変っても、決して結ばれることのない二人は、一体何のために、どうして、出逢いを繰り返すのか・・・。
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私が読んだのは実は文庫サイズではないのだけど、まぁ、その辺は置いておいて・・・。
時系列で話が並んでるわけではないので、途中で何だか混乱しそうだったけれど、全体像は何とか掴めたかな。そもそも好きな作りの話なので、その辺は許容範囲。
ただ一瞬の邂逅のために・・・というのが惹きつけられる要素かな。生まれ変る、というのも。
女性が相手の男性に巡り逢う度に口にする台詞がまたいい。どんな台詞か・・・はどうぞ是非本書を読んでみて下さい。(amazonであらすじで書かれちゃってるけど・・・(^^;))
この本を読んで、ふと思い出した。私は中学生の頃からだったか、夢の中で最愛の人に死なれてしまう、という夢を何度か見る。最近ではそういうことはないけれど、あれは思春期特有の何かだったのかな。初めて見た時は泣きながら目を覚ましたのを、今でも覚えている。泣きながら目を覚ますなんていうのも初めてだった。
「最愛の人が目の前で死ぬ」、それだけが共通項で、他は私や相手の生い立ちというか環境も、死に至る原因も違う。結局、何だったんだろうね。その後数日は普段の自分に影響するくらい悲しいのだけれど、そのくらい愛する人がいた、という満足感もあったりした。何か、愛に飢えてたんだろうか(笑)
一度脚本にしてみようか、と頑張ったこともあるけれど、いかんせん、独り善がりな感が否めない方向にしか進めなくて、断念してしまいました。ちょっと小っ恥ずかしい想い出(^^;)
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