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「ネシャン・サーガ第三部」7、8、9

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475152349X4751523481475152349Xラルフ・イーザウ/あすなろ書房
★★★★★
ガン・ミシュパト<英知の庭>に辿り着き、三年。ヨナタンは第六代裁き司ゴエルを師とし、多くを学ぶ日々だった。が、闇の国テマナーの侵攻は人々の精神を誘惑し、堕落させ続けていた。ヨナタンはネシャンの各地にあるという6つの<紅の目>を破壊し、バール・ハッザドを倒すために、再び使命を果たす旅に出る!!
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実は、実際に読んだのはこれまでのコンパクト版ではなく、最初に出された分厚いハードカバー(^^;)。コンパクト版の3冊が貸し出し中で、ハードを読むことに・・・。持ち運びには不便だけれど、どうしてもすぐに続きが読みたかった、というくらい、このシリーズは楽しめた。
二部までに引かれた伏線がはっきりとした形になってくる部分を読むのが大好きで、大方の伏線はその段階で気付けるのだが、「あれも伏線だったのか!!」というような箇所がいくつもあって、より一層楽しむことができた。「あの伏線だと思ってたシーンは伏線じゃなかったのかな?」と思わせつつ、しっかり意外なところで繋がりを持たせているのは何だか憎い演出だな、と思ってしまったりもした。
ヨナタンとその仲間達の物語をこうして読み終えてしまったのは寂しい気がする。冒険や試練を乗り越えるハラハラドキドキも良かったが、何より、ヨナタンの持つ<全き愛>を中心に、生まれも種も性別も越えて、お互いの良きところを引き立てあい、弱い面を支え合い、前進する姿が、とても心地良く感じられたのだ。もちろん、そういうものは多くの作品にも見られることだろうけれど、ディン・ミキトやガラルやガルモクといった、見た目(時にはものの捉え方)が全く異なる仲間達との強い絆が、それを際立たせているように思える。個人的に、彼らが一番好きなキャラクターであるせいかもしれないけれど・・・(笑)

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