

ラルフ・イーザウ/あすなろ書房
★★★★★
ようやく<禁断の地>を抜け、セダノールへの旅を再開させようとした矢先、今度は海賊に捕らえられてしまったヨナタンとヨミ。しかし同じく海賊に囚われた夫婦の協力と、その息子ギンバールの知恵により、ヨナタンとヨミはセダノールへ向けて船上の人となるのだが・・・。
次から次に襲いかかる試練をイェーヴォーへの信仰と全き愛で乗り越えるヨナタン。そのヨナタンを別の世界から助けるジョナサンの運命は・・・?
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新しい、重要キャラも複数登場し、旅も後半に差し掛かってきたので、面白い謎解きも出始め、第一部よりも張り切って読んでしまいました。しかし第三部をまだ図書館で借りられてないのが辛い・・・(T_T)
ヨナタンってば、またなの?って言いたくなるほど頭ぶつけてる気がする。あ、でも2回程度か。何だかもっとぶつけてる気がするのは何故(^^;)?
主人公の成長という点でいけば、「ハリー・ポッターシリーズ」に及ばない(だってあれは1年に1冊、それで主人公も1冊で1歳年を取るんだから、それだけ書き込める濃さが違う。比べるのはおかしいんだけどね)。けれど、このシリーズも十分面白い。聖書をベースにしているのだろうにこの面白さなのだから(偏見かな。本当は聖書だってきちんと読めば凄く興味深いんだろう)。
もちろんヨナタンの気持ちの変化や、全き愛がいかなるものかに気付き、それを実践できるようになっていく過程は、読んでいてとても気持ちが良い。
この第二部で物語りは終わってもいいくらいの形になってるのだけど、もちろん完全に全ての謎や結末が出てしまったわけではない。しかしこの後、第一部、二部のそれぞれと同じ量の第三部があるのだからとても期待させられる。どうか期待外れではありませんように(この作者でそれはないと思うが)。
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