

ラルフ・イーザウ/あすなろ書房
★★★★
ヨナタンはある日、伝説の杖ハシェベトを手にする。選ばれた者だけしか手にすることのできない、全知全能の神イェーヴォーの力を具現する杖。その杖を、第六代裁き司に届け、第七代裁き司を出現させるため、ヨナタンは長い旅に出る。かけがえのない友らの助けを得て・・・。
そして、ヨナタンの夢しか見なくなったジョナサンとの繋がりとは一体・・・。
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書店で初めてこの本を目にした時、気になりつつも引いてしまったのは、帯に書かれていた言葉。記憶は定かではないけれど、大ヒットし、映画化までされた児童小説を引き合いに出していたと思う。その無意味でマイナス思考な修飾にうんざりしたのだった。だから、今、第一部を読み終えて、そんなくだらない飾り言葉なんかを考えた担当さんやそれを許可したのであろう出版社が恨めしい。
冒険の合間に語られる登場人物達の言葉は、宗教的と言えば宗教的だが、ナヴランやディン・ミキトが聞かせる言葉の数々は頷き、気付かされ、励まされる。実のところ、信仰が語られているのであって、宗教が語られているのではないからなのだと思う。
ヨナタンとジョナサンの関係がどういうものなのか、今の段階では想像の想像でしかないが、それがまた惹かれる要素でもある。こういうリンクというか、設定には弱い私(^^;)。ヨナタンもジョナサンもいい子だし~。
思いっきり余談だが、ギリトとグルギ、我が家にもいて欲しいなぁ(笑)
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