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世にも不幸なできごと1「最悪のはじまり」

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最悪のはじまり  世にも不幸なできごと〈1〉レモニー・スニケット/草思社
★★★
ボードレール家の三姉弟妹は、ある日突然両親と家をなくしてしまい、孤児に・・・。
それだけでも十分辛い身の上だというのに、引き取られた先は同じ町に住んでいるというだけの遠縁の伯爵の元。陰気で汚い屋敷でこき使われる三姉弟妹。伯爵の目当ては、彼らが相続した遺産だったのだが・・・。
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一つには、映画化に当たっての宣伝のせいもあるのかもしれないけれど、それを差っ引いても「不幸のオンパレード」だとか「世にも不幸な」なんていうフレーズは不適当!
確かにハッピーエンドではないし、三姉弟妹を見舞う出来事は幸福とは程遠いかもしれない。が、作者自身、再三文章中でも「ハッピーエンドを望む人は先を読まないで」みたいなことを書いてはいるけれど、それって「い~や、そんなに言うなら読んでやる」と思わせる戦略では?と思ってしまう。いやいや、実は作者はとっても良い人で、それこそ最悪を想像させることでショックを和らげよう(実際たいした不幸ではないと思うのだけれど・・・)という優しさなのかも!?
ハッピーエンドでない結末、けれど問題はちゃんと解決しているあたり、アンハッピーエンドとは程遠い。
あぁ、でもしかし、この先三姉弟妹がどれほどの不幸に遭うというのか、確認したくはある。そして作者が信じるところの「世にも最悪なできごと」が最終的にどういう結末を迎えるのか、是非知りたい。
って、体良く作者の思惑に乗せられてるのかもね(笑)

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コメント(2)

な~るほど!
じゃあ しかし今度の映画は どこまでを映画にしてあるんだろうなあ・・・
たしか5月公開だったかな?
決して酷い話ではないんだろうね。幸と不幸は背中合わせだし。

そうですね、1冊だけというのではちょっと映画にできないと思います、短いし、内容が少な過ぎて(笑)
理不尽ではある気がしますが酷い話じゃないですね。作者がやたらと「ハッピーエンドを望むひとは読むな」みたいに言うのは気に食わないですが(^^;)

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