宮部みゆき/徳間書店
★★★★
人の身体から意識だけを切り離すという実験の失敗で、テーラから死刑囚が脱走。意識体となった死刑囚が逃げ出したのは、テーラとは異なる次元に存在する地球だった。
地球人の意識下に潜む死刑囚を捕まえるため、地球人の夢に入り込むドリームバスター達。シェンはDBの中でも最年少。そして彼の母親は逃げ出した死刑囚の一人。
突然行方不明になった唯一人の友人リップ。極悪人のはずの死刑囚達がドリームパーソン(彼らが意識を潜ませている地球人)見せる善意。シェンがDPに感じる訳の分からない苛立ちとは・・・。
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う~ん、何てさっくりと読む人間を引き込むんでしょう、宮部さんは。
しっかし、シェンはガキだ!!生まれた境遇、育った環境故とは思えども、リアクションがガキ過ぎて・・・(^^;)
まぁ、シェンに限らず、全く経験したことのない、そして想像することもできないような感情に対して、人は往々にしてそういうリアクションになってしまうのかもしれない。ある程度の経験をすると、未経験でも相手を思いやる行動も取れるのだろう。
そんなガキみたいな(実際まだ少年なわけだけれど)シェンを導くマエストロは変な喋りをするおっさんだが、「こうありたい」と思える大人像の一つかも。
スピナーみたいな人間も多いよな。別々の問題として考えるべきものを、一緒くたにしてしまい、根本的に正義感があるが故に、周囲の言うことにも耳を貸さず、自分は正しいことをしているのだ、自分が正しいことを示してやらねばならないのだ、と思ってしまう。鬱陶しいキャラだけど、何だか憐れではある。
はぁ。しかし、やっぱり「To be continued」なわけね(^^;)。楽しみが長引くのはいいけれど、次を待つのが辛いよ~。
宮部女史のファンタジーと時代物は読んだことがない・・・
これって明らかに女史がゲーム好きかを反映してる作品に思える・・・どうなん?
女史が如何にゲーム好きかは『大極宮』の“ゲーム女の生きる道”を読んだら判るねぇ(^^;
しかし、ゲームをやらない俺が読んで、そのゲームが面白く感じるのは女史の文才なんだろうか・・・
ゲーム好きを反映しているのは『ブレイブ・ストーリー』と『ICO』かと。ICOは当然か(^^;)
ドリームバスターはそれほどとは思わないですよ。それと、ファンタジーとはちょっと違う。けれどSF系は多かれ少なかれそういう印象を与えはするんでしょうね。
>そのゲームが面白く感じるのは・・・
うん、確かにそれはその通りだと思いますよ!!(^-^)
そうなのか(^^; うん・・・正直、俺はSFとファンタジーの区別が付かないんだよね(^^;
ゲームが面白く・・・あ、そのゲームをやってる女史自身の描写が面白いんだ(^^;
一部抜粋(『大極宮』より)
メドリちゃん可愛い!
なんて叫んでるくせに、彼女を担いで飛ばすとき、何度も失敗して岩肌や橋の残骸に叩きつけ、ピヨらせてしまったのはわたしです。
それに、お尻を焦がしちゃってごめんね、リンク。溺れちゃったこともあったなあ。キラービーとのかくれんぼうでは、やたら走り回らせちゃったし、灯台に炎の矢を射ろうとして、観覧車から落ちたこともありました。
けど、何か自分もそのゲームやった気になるんだね(俺もゲームはかなり下手だから)。
う~ん、その辺て難しいですよね、線引き。ファンタジーはSFの小分野と考えていいのか、っていうのも悩むところですし、ジョーンズ女史になると、設定が宇宙まで包括されていたりしてしまいますし・・・
ゲーム、とんとご無沙汰。RPG一辺倒ですが、RPGの上手下手はどこで判断するんだろう?結構さくさくっとやっちゃえる方ではあります。謎解きできれば、後はめげずに戦い続ければOKですし(笑)
RPG・・・面白さが全く理解できないワタクシ(^^;
何度か、兄貴がやってるのを横で見てたことがあるけど・・・う~む・・・俺いまだにテトリスとブロック崩しで満足できるからね(^^;
ファンタジーって、物語の構成要素が完全にSFじゃないのもあるんじゃ・・・あ、そー考えるのは違うのか?
うわー!何だかワカンネエ!(^^;
だから俺は宮部女史絶賛の『 13階段 』を読み続けよう・・・
私の感覚としては、本を読むのに近いです、RPGって。謎解きとか推理とか好きだから、その辺の延長でもありますし。敵キャラと戦うのも、感覚で算数や数学を解くのに似た思考パターンでやってる気がするし(^^;)
SFの定義やファンタジーの定義をどこに求めるか、によるんでしょうね。SFの定義も昔とは随分変わってきているような気がするのは、時代的にしょうがないのかな?かつては科学的仮想だったものが、今では仮想ではなくなったりとかしてるわけですし。
ま、このブログでは自分の感覚でカテゴリ分けしていっているので、適当~なんですが(笑)
お!『13階段』を読まれてるのですね。興味はあるのですが、リストにはまだ未登録。感想、是非聞かせて下さい!!
RPGは本を読むのに近い・・・宮部女史と全く同じこと言ってますわよ、アナタ。
『13階段』・・・今のところグイグイ引っ張られてるので、セーブしながら読んでるよ。
れ(^^;)?宮部さんもそう仰ってたのですね。
でもそう感じる人は結構いそうですね。
『13階段』、映画のDVDはあるのですけど・・・ね。これまた、まだ観てません(^^;)
あっちに『13階段』の感想書いてますが、内容について殆ど解説しておりません(^^;
こんど映画版借りてみるぞー。
はい、劇部の掲示板ですね。読みました。
レス、まだしてませんが(^^;)
私は先に映画を観てみることにします。といっても、いつになることやら~(^^;)
うふふふふふ・・・・・・・・(^^)