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「永遠の森 博物館惑星」

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永遠の森  博物館惑星菅浩江/早川書房
★★★☆
鑑賞することの目的物となりうるありとあらゆる美術品、工芸品、動植物、音楽、舞台等々をその身の内に収納する、博物館惑星「アフロディーテ」。「アテナ」、「デメテル」、「ミューズ」の三女神の名を冠された各部署では、学芸員が膨大なデータベースに脳内で直接接続し、収蔵品を日々分析、鑑定、分類し、美を追求し続けている。そして各部署間の調停役を努めるのが、総合管轄部「アポロン」。
アポロンに所属する田代孝弘は日々、三女神の酷使に耐えながら、芸術と芸術に携わる人々の心に触れてゆくのだが・・・。
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個人的に感じた面白さはちょっと物足りなかったのですが、設定は興味深いし、日々の人と人とのやり取りは身近に感じられるものがベースにあるため理解し易く、何より伏線の張り方は素晴らしいの一言。
ただちょっと、ほぼ全編が主人公の一人称によるものなのが、今回の場合は息苦しく思えた。何故だろう?一人称、嫌いじゃないのに。
しかしマシュー・キンバリー、お前は本当に腹が立つ奴だ。びしっと指導できない孝弘にまで腹が立った(^^;)。ま、最後は成長したみたいだけどね。

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