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「虚空の旅人」

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虚空の旅人上橋菜穂子/偕成社
★★★★☆
隣国サンガル王国の新王即位の儀に招待されたチャグム。シュガや供の者と辿り着いたサンガルの豊かさや内包する危うさを目にする。王の次男タルサンや三女サルーナと、次第に親しくなるチャグムだが・・・。
一方、海の民ナユーグル・ライタの目となった少女が魂を海に返されるために王宮へと連れ来られ、遥か外界では南のタルシュ帝国が送り込んだ斥候船から、生命からがら逃げ出した少女スリナァが、タルサンの元を目指していた。
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前三部作とは代わって、チャグムが主人公の番外編。
バルサと逃げ始めた最初の鼻持ちならない!?少年はその旅や後の経験で、好感の持てる少年になっていたけれど、この作品では益々、いえ、この人物が帝になったらと想像させてくれる強さをもしっかり備えていました。
しかし、何てストーリーを作られる人でしょう、上橋さんとは!!チャグムやタルサン、サルーナ、スリナァのその後の話も作って欲しいと、そしてきっと万一読めるとしたら、決して期待を裏切らない作品だろうと強く思ってしまうほどです。

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