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「えびす聖子」

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えびす聖子(みこ)高橋克彦/幻冬舎(文庫)
★★★★
隣里の山上に、鬼の乗る船が現れた。自分の目で確かめたくなったシコオは、船の間近まで行き、鬼から「因幡の国を目指せ」と告げられる。
道中出逢ったタカヒコ、タカヒメと共に、鬼に誘われながら脱落していく者達の妨害を撥ね退け、因幡を目指す。しかし辿り着いた先には、さらなる試練が待ち受けていた。
出雲神話を高橋克彦式に解釈した、「高橋版『古事記』」。
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高橋さんの解釈による神話などを絡めた作品は、私が一番好むところなので、安心して読める。もちろん面白いこともこの上ない。ラスト近くには聞き覚えのある名前も出てきたりして(『龍の柩』シリーズ読んでると分かる)、ちょっとほくそ笑む場面も(^-^)。
単純に面白いだけじゃなく、人物もよく練られていて(ちょっと生意気!?)、それが物語をもっと美味しくしてくれる。結局、高橋さんは凄い、という一言に尽きるのだけど(^^;)。

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