J.K.ローリング 訳:松岡佑子/静山社
★★★★
ついに『あの人』・ヴォルデモート卿が復活したというのに、何も変わらないことにハリーはイライラを募らせていく。まるで蚊帳の外に出されたかのような状態、話どころか、目も合わせようとしないダンブルドア校長。
「不死鳥の騎士団」の活動は、メンバーになれないハリー達には何も知らされないまま。
そしてハリーの名付け親・シリウスは騎士団本部でもあり、生まれた家でもある場所でひたすら隠れ続けねばならない状態だった。
いつしか魔法省の監視下に置かれていくホグワーツで、ハリーはおかしな夢を見続けるのだった。
********************************************
反抗期です。ハリーの訳もないイライラに、一体どうしたん?と思いながら読んでいたら、訳者の解説でやっと気付く始末。そっか、そうなんだ。自分自身に、僅かな反抗期しかなかったので、全然気付かなかった(^^;)
監督生に選ばれた意外な人物や、予告されていた主要人物の死、初めて明かされたハリーの傷の謎などなど。ある意味、よく2冊に収まったなぁ、と思います。
反抗期のハリーを中心に読むせいもあり、内容の重さもあり、全体的に辛かった。けれども読ませる魅力が減りはしないことに、筆者と訳者の力量には今回も驚嘆させてもらいました。この作品、子供達の感想にとても興味があります。
しかし、また少なくとも1年は待たなきゃいけないんだろうな、と思うとそれも辛い(T_T)
コメントする